上達の極意

「学問に王道無し」とはよく言ったもので、結果を出すために努力はつきものです。

技術を身に付ける為に近道や抜け道を探すよりも、
まず目の前にある課題に取り組む事が肝心です。というお話。

ピアノのレッスンで、よく生徒に出す課題

1.ゆっくり弾く
2.片手で弾く
3.取り出して弾く

実はこれらの課題は、『曲が早く弾けるようになる魔法の練習方法(抜粋)』なのですが、
大多数の人には全然面白くない(だから、やりたくない)練習です。

1.ゆっくり弾くより速く弾きたい
2.片手で弾くより両手で弾きたい
3.取り出して弾かずに最初から最後まで弾きたい

のです。では、なぜこの様な課題を出しているかというと、答えは簡単です。

「より早く曲が弾けるようになるから」

です。つまり、

1.早く、速く弾けるようになりたかったら、まずはゆっくり弾く
2.早く、両手で弾けるようになりたかったらまずは片手で弾く
3.早く、最初から最後まで弾きたかったら まずは取り出して弾く

やってみると納得の練習方法なのですが、やるまではちょっとハードルが高いかも知れません。

 

何でもやり始めたら、こんな事聞いてもいいの?と思うような
ちょっとした疑問が沸いたり、つまづいたりします。

多くの方がつまづく場所ってありまして、かく言う私も通ってきた道です。

「ここが出来ない」「あそこが難しい」と言うぼやきにも似たようなことは、
伝えて頂いた方がいいんです♪

乗り越え方を一緒に探しましょう💕